「coffee break」監督:小林 剛
赤の液体は得体の知れない不安を、白の画面は心的空間全体を、黒の魚は自我を表す。心的空間にじわじわと拡がっていく不安に対して、はじめ自我は気付かない振りをする。 そして、その拡がりが無視できない大きさにまでなった時、自我は逃避を始める。しかし心的空間に自我の逃げ場などもちろん無く、自我はとある決断に至る。不安への同一化である。それは偶然と必然の狭間で揺れ動く死への欲動である。